最近は10代~20代の人の方が、無計画な生活を嫌い、老後の生活に不安を感じています。
そんな人にはぜひ知っておいてほしい。
知らなくて損する事、それは国民年金の学生納付特例制度です!
自分の老後が気になるんだったら国の年金制度は知っておくべきです。
私自身も年金未加入の期間があり、それが大学時代の2年間分でした。
20歳になったら年金を払わないといけないという意識も、親がそこに関して何か申請をするようなこともありませんでしたので、その事実を知ったのは30歳を過ぎてからのことでした。
幸いにも大学卒業後に就職ができたので、そこからは意識せずとも厚生年金が会社によって支払われていました。私達の世代は就職難の時代で非正規雇用で雇われるパターンも多かったので、学生時代からそのまま年金を払っていない期間が長い人もいるかと思います。
※そんな人は年金手帳を確認ください。(誕生日月に送られてきます)
親世代も将来の年金の事を意識していたら学生特例を申請させたのだと思いますが、その時代はなんとなく任意で納めるというような空気があったように思います。払っても払わなくても「ま、いっか」といった雰囲気です。
お金のリテラシーが低かったんですね。
今、払うのがしんどければ学生の特例や免除の申請という方法があるということを知っておけばよかった、(親にも)知っておいてほしかったです。
かつてもそうですが、今の時代も親に子供の分まで年金を負担させるのはキツイと思います。
自分で自分の将来を考えて、自分で払うなら払う、払えないなら学生特例を申請するなど「自分で自分の身を守る」ことを心がけてほしいと思います。
基本的なお金の勉強、本当に重要だと思います。
学生納付特例制度のポイント
・未加入の状態にはならない
※仮に未加入状態であれば病気や自己で障害が出た場合、障害年金は出ません。
※受給要件として最低でも10年以上が必要です。2年分を未加入にするか、加入期間にするかの差がでます。
・10年以内であれば追納できる
・申請先
- 住民登録をしている市(区)役所・町村役場の国民年金担当窓口
- お近くの年金事務所
- 在学中の学校等(代行業務が認められている学校)
上記のいずれかの場所で申請できます。
詳細は下記をご確認ください。必要な書類も記載されています。
こういった手続きを自分ですることは税金や保険の仕組みを知る上でとても勉強になります。
ぜひ自分の将来の生活について考えるきっかけにもしてください。