母親が気分が悪いと夜中に弟に電話をしてきたため、急遽大阪の実家へ。
幸い大事ではなかったのですが、終活のことなどいろいろ話あいをする良い機会になりました。(こんな時、無職で身動きとりやすくてよかった~)
そこで、母親の希望として聞いたのが天王寺区にある『一心寺』
大阪のおばちゃんたちの間で口コミで広がり大人気!
その選ばれる理由をまとめてみました。
その1:宗派を問わない
※ただし創価学会はのぞくらしいです。
宗派を問わず年中無休で営む「おせがきの寺」
宗派にかかわり無く多くの方々が参拝・納骨され「納骨のお寺」とも呼ばれています。
母親が創価学会のおばさん(おひとりさま)の納骨を確認したところ、お断りをされたということでした。一部除くとありますが、そのことだそうです。
その2:価格が安い
納骨のみ、永代供養を依頼するかによって価格は変わってきますが、最大3万円で納骨できます。
納骨冥加料はお骨の大小によって以下のように区分しています。
小(小骨・分骨用) | 大(胴骨・全骨) |
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1万円又は、1.5万円又は、2万円 | 1.5万円又は、2万円又は、3万円 |
永代供養の申し込みをすると、33年間、年忌のご案内が届きます。
当日ご都合が悪くても一心寺の僧侶が施主様になり代わりご回向してくれるそうです。
永代祠堂(永代供養)料 | 10万円から |
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その3:立地がよい
天王寺駅から15分なので、どのエリアからもアクセスが良く通いやすい。
その4:骨佛になる
納骨された遺骨で造立される「お骨佛の寺」
納められたご遺骨は10年分をひとまとめにしてお骨佛(遺骨で造られる阿弥陀如来像)を造立されています。
先祖の遺骨もこちらで納骨されていた方は、先祖ともども骨佛という形になって供養し供養されるという形をとることができます。
その5:一年中お香がたかれている
上記の理由から年中納骨の依頼があり、平成28年の1年間で約20000と言われています。そのためお参りもたえず、混雑具合もライブカメラで確認できるようになっています。
母親の意見としては、さびしいお寺よりたえず誰かがお参りし、お香がたかれている環境の方が安心できるんだとか。
まとめ
今回、母親と話しあいをしてはじめて『一心寺』の名を知りました。
供養の形として骨佛という形があるのを知って、びっくりしました。
近所のおばさん同士で同じお寺に納骨され、誰かがお参りしてくれるのも安心ということで、おばさんたちの間では合言葉のようになっているようです。
こういう選択肢が決まっているだけでも、ほっとできるものですね。
精神的な支えもやはり必要なのだと痛感しました。
大阪の一心寺以外にも各地に骨仏のお寺があります。↓