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実際に半数以上の54.6%の人が自宅で最期を迎えたいと考えている。

 

かつて(といっても1970年代から80年代)は病院でなくなるのが当たり前でした。

1961年に国民皆保険制度がはじまり、1970年代には老人医療費の窓口負担をゼロにするなどの流れを経て病院を利用することが増えたためです。

私のおじいちゃんもおばあちゃんもそうで近所の人たちもそれが当然の流れでした。近所には老人ばかりが入院している病院もあったほどです。

現在も約8割の人が病院で亡くなっていますが、超高齢社会の今、状況や世論も大きく変化しています。

国も世論も、在宅医療、在宅介護、自宅での看取りを支援する動きになっています。

QOL(クオリティオブライフ)の観点からも、身体にも経済的にも負担のかかる延命治療を希望するのではなく、最後まで自分らしく過ごしたいと希望する向きが増えています。

それが下記のグラフでもわかるように、徐々に病院以外の場所でなくなる割合が増えてきているのです。

病院が老人ホームの役割を果たした時代は終わり、それぞれの生き方を選ぶ時代になってきています。

そのためにはいざというときの医療の希望は大切な人に知らせておきたいものですね。